□□□ ぐらでーしょん □□□ 山田Lv999 （NL）

〝　　はーーい。　〟


（返事をすると自分の声が風呂場に響き渡る。ドア越しの数歩先には茜さんが居る。そう思うと鼓動が早まっているような。『シャワーを浴び終えるまで絶対に開けないで！』と相手から強く念を押され、確かに今の茜さんは異性を招き入れていて戸惑っている状況に違いなく、此方は裸一貫な訳だし（一大事だよな）と納得する。まずはレバーを押してシャワーを浴びる。39℃の熱い湯が疲れを解し、冷えた身体を芯まで温めてくれてほっとする。備え付けのボディソープで体をよく洗い勢いよくシャワーで流した後に、シャンプーのポンプを二、三回程押す。普段家ではミント系のリンスインシャンプーにお世話になっているから、茜さん家のメーカーのものは新鮮だった。柑橘系だろうか、甘酸っぱい香りがふわりと鼻を掠めて心地が良い。隣に置いてあったリンスも少しだけ髪に馴染ませて仕上げにもう一度、よく洗い流す。
…茜さんもこれを使って、さらさらの髪を仕上げているのかな。ふと頭の中で、糸のように透き通ったそれが風に靡いている様子が浮かぶ。ドライヤーで乾かすのはもちろん、ヘアアイロンも使っているんだろう。朝は忙しい筈なのに茜さん、すげえな、と思って。シャワーを止めて『上がりますよー』と一言断りを入れてから、洗面所へ向かう。忙しなく動く洗濯機の上にはバスタオル、そして綺麗に畳まれた黒色の部屋着が積まれて置かれており。）




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…ただいまです。色々お借りました。


（着替えが終わり黒を基調としたルームウェアに身を纏った本人。バスタオルを脇腹に抱えてリビングへと戻って来る。ぽかぽかと暖気に包まれて体の方は気だるく、目元も優しげになっており本人はやや眠たげな様子。桃色のセットアップに着替えた相手を一瞥して『茜さんらしいですね』と謎の発言をし、『いや、可愛いすね』と直ぐに訂正。まだ外では雨が止む気配もなく降り続いており、時折雫となって窓ガラスの上を流れている。相手の側に座り、何かしらの話題を振ることに決めて、先程気になった茜さんの髪について質問してみることに。）


茜さんの髪ってストレートなんですか？
さらさらしていて綺麗なので、気になって。



（/無事に背後のエネルギーチャージが終わりました！ありがとうございます！茜背後様の温かいお言葉が染み渡ります。大好きです！（叫）

今日は朝起きて（何度目か分かりませんが）漫画の40話と41話を読んで再び幸せを噛み締めておりました。果たして何度目の『バレたか』でしょう……笑　
すっかり乙女な茜さんも可愛すぎます。此方のトピでも告白シーンが楽しみですね！

素敵なアイデアをくださり、感謝です！夜空を眺めて互いを想う場面は、付き合う前と後で是非とも変化を楽しみたいですね。今夜も山田と茜さんに幸あれ、と祈って。）