いや、とかじゃないけど! もう昔と違うから、こんなふうにくっついて歩いてたら誤解されるよ…っ。 ( 嫌だなんて、そんな気持ちは微塵もなく。どちらかと言えば恥ずかしい、そしてちょっぴり嬉しいなんて気持ちがあるだなんて言えない。耳まで赤くしていると、立ち止まった相手の視線には困ったように視線を泳がせ、そして首元に感じた彼の髪にはびくっと肩を揺らして。)