匿名さん 2023-05-23 08:16:21 ID:4d7b09425 |
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…このくらいで良いだろう。早く帰ると伝えたしな。
(天狗の縄張りである以上、そんじょそこらの並の妖は住み着くことがない。後は極稀に来る族等の動向を見張るくらいなのだが、今日はこれと言って注意すべきこともなさそうだ。山菜も片手で抱えられる量くらいには取れたので、来た道を引き返して足早に庵まで帰ってきて。
明日の朝の仕込みをする前に様子を見ておこうと女子を寝かせていた部屋まで来てみれば、中からは微かに寝息が聞こえてきて。しっかりと寝ているのだと確認すれば、明日の朝食の仕込みをしようと小屋の方へ歩いて行く。取ってきた山菜の土を落としたりすれば、こう言ったものはどう調理するのだったかと記憶を掘り出して、まずは醤油などを出さなければと小屋の中で朝になるまで動き回っており)
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