………噂の妖狐、じゃねぇよな (彼女の後ろ姿を、腕を組んだ状態で眺めて呟く。 でもさっきの妖気は間違いなく本物だった、しかもそこらへんの下級のものでは無い、明らかに上位の存在の ここ数年ではお目にかかれない、そんな雰囲気だった。 とりあえずは彼女が妖怪だろうが、悪さをしないうちは見張るしかできない) (/はい!その流れで大丈夫です!)