っ……、言える、けど… (もうお酒のせいなのか今の今の状況のせいなのかわからないほど顔が赤くなっていて。 お姫様抱っこなんてされた事ないっ…と戸惑いながらも、彼の言葉に更に迷惑をかけてしまうと思えば大人しく黙るしかなくて。 そして住所はと言われれば困惑するも、1人で帰るよりいてくれた方が心強いと思えば視線を逸らして小さな声で) …ごめんね…、最悪なお客さんになっちゃった…