匿名さん 2023-04-29 15:14:24 |
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へッ、 ……?あ、あの、直政様、
あ、ちょ、私こんなにたくさん着れな、あああ……
( きっと1着だけでも相当な値段が張るであろう数々の服たちを持たされれば、自分の疑問虚しく笑顔の美しい赤い紅の女性店員が椿の焦った声の余韻だけを残して試着室へとサッサと連れて行ってしまい。暫くごそごそという物音と共に「 あの、自分で着れるのでそんなに見ないでください、スミマセン貧相な体で、 」やら「 きゃーっ田中さん(店員さん)どこに手を突っ込んで、ハッすごい……胸元が……! 」やら「 ごめんなさいやっぱり1人じゃ着られません背中が、あの、手が、届かなくて… 」やら。何やらキャッキャウフフと楽しそうな椿の声が試着室から漏れ出ており。暫くして、先程までキツく結い上げていた髪をふわりと降ろしまずは自分の選んだ黒いワンピースに袖を通した椿がおずおずと顔を出して。ワンピースの裾からすらりと伸びた白く細っこい足をもじもじと所在なさげに擦らせながら「 あの、……着られ、ました…… 」とてれてれ彼を見上げて。 )
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