匿名さん 2023-04-29 15:14:24 |
通報 |
( 差し出したこちらの手を相手のまるでガラス細工のように繊細な手で取ってくれば、己の無骨な手と打って変わってそれな少しでも力を入れればたちまち折れてしまいそうなほど華奢で。ふにゃりと笑顔を浮かべ、幸せ者だと突然嘯かれるとその甘ったるい笑顔と不意な言葉にまたもやドキリとさせられて。先ほど、椿には男を手玉にとる様子はないと言ったが悪い意味で杞憂だった。花街の中で育つうちに自然と身についたのかこの少女は潜在的にその才能を秘めている。もし、椿が商品として店に出て、床入りを済ませてしまっていたのならばこの花のような笑顔と鈴のように澄んだ声で男共はイチコロだっただろう,そうしてたちまち椿を贔屓にする、欲望を抱えた卑劣な下郎達が群がっていたことに違いない。そう考えると最悪の事態の前に花街という鳥籠から相手を救い出せてよかったと思えて。まるで手遊びのような力具合でこちらの手を握ってくれば、痛めないようにそっとそっと、優しく優しく握り返せば「 よし、それじゃあ少しだけ準備をしてくるから椿は玄関で待っててくれ。 」と、相手をソファから立たせれば自分は支度をするために応接室を後にして。 )
( / すいません、質問なのですが、椿様は床入りをしておらずとも、遊郭で男の相手(例えばお酌程度の、現代で言うキャバクラのような)程度くらいはしていたのでしょうか?それとも、まだ配膳程度の下働きだったのでしょうか?遊郭について知識不足でなかなか想像がしにくくて、申し訳ありません…。
それともう一つ、認識のすり合わせをしたくて、直政の方は花街に対してどう思っていると都合がいいでしょうか?卑しい場所忌み嫌っているのか、それとも椿様の故郷だからと思い入れているのか、はたまたもう何の関係もないと思っているのか。ロルの表現で少し迷うことがあるので質問させていただきました。 )
トピック検索 |