少年 2023-04-23 20:24:13 |
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( 冷え込む夜。一人警備隊の任務にあたっていると、背後から近付いてくる足音に大きな耳がぴくりと動く。その甘えた声色からは敵意はないしろ、何か別の意志のようなものが伝わり、怪訝そうに黄金の瞳を彼に向ける。身長差がある分、恐らくこんな子供には怯えられるだろうと思いきや、何やら告白まがいの台詞が連ねられ。挙句の果てには交際を申し込む内容の言葉も。しかし獣人である自分の耳には、その言葉が嘘であることは容易に分かってしまう。暫く、間を空けてから口を開き。 )
…なんの冗談だ?
嘘をつくなら、もう少しマシな嘘をつくんだな。
(/大丈夫です、初回ありがとうございます!こちらこそ、分かりにくければ言ってください!)
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