永遠 2023-04-22 00:24:03 |
通報 |
わぁ、……!!
( 無事にスーパーで目当てのものたちを買い終わり、到着した念願のケーキ屋さん。きらきらと輝く宝石のようなケーキたちはどれも繊細でかわゆくて美味しそうで、甘ったるい生クリームの香りやお菓子の焼きあがった時の優しい香りが入り交じった店内は未来の心をさわさわと踊らせて。どれにしよう、あれがいいな、あれも美味しそう、だなんて甘いものに目がない乙女心は忙しなく、隣にいる彼の手をキュ!と握ったまま大きな満月のような瞳は色んなところに目移りして。「 えっとね、ショートケーキと、それから…ねぇ永遠見て、いちごのモンブランだって! 」と時期柄か未来のだいすきないちごで埋めつくされたショーケースを──彼も同じものをきっと見ているだろうけれど──にこにこふわふわと無邪気な笑顔を浮かべながらアピールして。 )
トピック検索 |