殺人鬼 2023-04-15 18:52:00 |
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ふふ…許してください。キミがあまりにも私好みの表情をするので、つい(自分の身に何が起きたかも理解できない表情を見て楽しむ。それが自分が殺人をして得ている快楽だ。獲物に大きな抵抗をされない点でも一石二鳥だ。だが不条理に蹂躙され、不安や苦しみを感じている表情も好きだ。彼がいれば、そんな表情を間近で見られるのでこちらの精神衛生上はとても良い。尤も彼にとっては真逆の感想になるだろうが)ああ、ではサンドイッチなんてどうですか? 丁度クライアントから頂いたものがありますので(立ち上がると棚からサンドイッチの入った紙袋を持ってくる。若い女性を中心に人気になっているブランドのものらしいが、自分には全く分からない。大体、サンドイッチにブランドが存在するのも知らなかった。紙袋を彼の前に置くが、拘束をしていることを思い出した。犬用の首輪をしているとはいえ、犬食いをさせるのも気が引ける。第一、食事のマナーとして不適切なことはしたくない。かと言って拘束は例え一時的にでも今日は外したくない。暫く考えると、徐ろに紙袋からサンドイッチを取り出す。それを彼の口の前まで持って行く。拘束を解かずに彼に食事を与えるには、こうするしかない)
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