殺人鬼 2023-04-15 18:52:00 |
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これでキミが良い子になってくれる子を願っていますよ。では、また(必死で声を出そうとする彼の姿にぞくりとした感覚を覚えるも、頬を一撫でしてクローゼットを閉める。あれ以上彼の姿を見ていたら、きっともっとエスカレートしていたに違いない。彼の様子を見て何となく察する。きっとあの中が苦手なのだろう。だがそんなことは関係ない。苦手なら苦手で構わない。そちらの方が仕置きになる。クローゼットを閉めるとさっさと部屋を出て行く。離れへ向かい、溜まった仕事を持ってリビングで作業をする。何かしていなければ彼のことを思い出してしまいそうで。彼のことを思えば、再びぞくりとして感覚に包まれ、彼を更に甚振ってしまうかもしれない。だから書類仕事で気を紛らわせようとする。最初は彼のことが気掛かりで、何度も顔を上げて彼が監禁されている部屋の方を見ていた。しかし次第に意識が仕事へと移って行くと、彼を監禁していること自体が朧気となってくる。そんな調子で仕事を片付けていき、全て終わった時には既に20時近くなっていて。一旦様子を見に行こうかと席を立ち、クローゼットに手を掛ける)
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