匿名さん 2023-04-11 13:00:02 |
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(未だに不信感は拭えないが、ここは言われた通りにしておくか、と部屋の真ん中へ歩み寄る。しかし、促されたソファーですら物が散乱し、とてもじゃ無いが座れる状態ではなかったが、それでもなんとか自分の座るスペースを確保し腰かける。
そして、拾い上げた瓶から何やら飲み干す相手を見つめていれば、吸血鬼、の言葉と同時に相手の朱の瞳と視線かち合った。)
_今まで信じたことはないけど、証明してくれるなら、信じる。
その吸血鬼とやらが、俺をコロすっつーなら、話は変わるけど。
( 口元を舌で拭い、更に濃くなる鉄の香りに少し目を細めるが、少し考えた末にあまり抑揚もなく淡々と答える。
だが、息の根を止められるとなると此方もたまったものではないので、と少し睨むようにすれば言葉を付け加えた。)
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