スレ主 2023-04-09 17:54:36 |
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「このあたりのモノはある程度食いつくした訳だが・・・あまり良い性質を吸収できなかったな。地下で待っているだけなのは、あまり得策ではないか。」
(来るべき決戦に備えて、常に力を蓄えている彼女だが、同じ環境で暮らしていると限界がある。直近で得た力というのも、予期せぬ敵が襲来してきたことに起因している。辺りを見渡しても、食したことのある無機物有機物ばかりで、辟易としてくる。潜在的受け体質である饕餮にとっては、難しい悩みを抱えていることになる。部下からは”無敵に等しい能力”として称えられているが、敵がいなければ強くなれないという皮肉な状況だ。笑みを浮かべていた顔は、いつしかしかめっ面へと変貌していたのだった。)
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