スレ主 2023-04-06 01:16:23 ID:896f7f474 |
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【BAR・アシュリー(店内)/ダグラス、ジム、ゾンビ×18(増加中)】
>5 沖田 アシュリー周囲ALL
突然の爆発音
ジム「――んなっ!?オイオイオイ今度は何だよ!?」
ダグラス「!!近いな…」
バリケードを構築してBAR内で一息ついていた矢先に巻き起こる爆発音に対して、半分涙目で怯えを含めた黒人系の地下鉄職員の反応を他所に、ショットガンを片手に様子を見るようにBARの窓から爆発音と振動が来た方向を見据える元刑事の探偵…
ダグラス「…誰かいるのか?」
――
―
―爆発音の影響で周囲に死人めいた肌色をした緩慢な色々な服装をした人影(ゾンビ)が幾つも歩み出し集まり始めて――重火器(バズーカ)で手っ取り早く目に付く(異形)を吹き飛ばして始末していた彼(沖田)の方へふらり、ふらりと近付いて行く。
動きは鈍いが力は身体のリミッターが切れている分、人間の肉を容易に引き千切れる程のモノなので
完全に取り囲まれるのは得策ではないだろう。
>3
>5 レイチェル・ガードナー、ホークス・アイ
【南部住宅街/マーフィー・シーカー、ゾンビ×5】
―出血は相変わらず止まらないが、気休めレベルの応急処置を施しつつ…ニット帽を被った手負いの傭兵―マーフィーは、ふと玄関先で壁に背を預けながら…周囲の空気が変わった事を感じ取る。
マーフィー「…クソッ――」
ジャゴッ
装填済みの弾倉が半分ほど減ったコルトM4A1――U.B.C.S制式5.56mmアサルトライフルを腰溜めで構えながらふら付く足で玄関先からゆっくりドアを開けて外を伺う…
霧の中、歩いて来る人影――(奴ら)かとゆっくりとライフルを腰溜めから標準射撃姿勢に構え直して――覗いたドットサイトの照準器に映るのは白金色の綺麗な髪をした少女(レイチェル)の姿と――何処か夢見心地の現実感の無い様子で歩く彼女の背後から喰らい付かんと緩慢に近付く動く死人(ゾンビ)の白濁した目と白い肌。
死人ゆえに気配は無い――少女(レイチェル)と其れ(ゾンビ)の距離は5mも無い。
迷う時間は無く、傭兵は引き金を引く。
TAAAAAN!
小口径高速弾特有の甲高く短い銃声が霧の漂う南部住宅街に響き渡る。
ライフル弾は、彼女(レイチェル)の背後からゆっくりと近付き喰らいつこうと音も無く迫っていた何処かのビジネスマン風の男の活性死者(ゾンビ)の額を撃ち抜き、後方に脳漿を散らさせ無力化する。
周囲に血が飛び散る。
マーフィー「おい!そこの君、こっちだ!早く逃げろ!」
アサルトライフルを構えたまま手負いの傭兵は、更に周囲に霧に紛れてゆっくりと近付いて来る(ゾンビ)の存在を意図して、少女(レイチェル)に逃げて来る様に促す。
――
一方、状況把握に努めんとしている異世界の秘密結社の幹部クラスの彼(ホークス・アイ)の周囲にも緩慢に歩み寄る数体の普通は死んでいる様な傷の色々な風体の死人の様な肌色の人間(ゾンビ)が歩み寄ってくる。
まるでハロウィンの夜か昔ながらのホラー映画の様に――漂う死臭から、それらが仮装の類で無い事は一目瞭然だろう。
>3 タイガーズ・アイ、廃雑居ビルALL
【廃雑居ビル/2F(移動中)/ニコライ・ジノビエフ、※怪異発生中】
――自分の居る階の更に上階でやや怒った様な荒々しい足音とドアを開け閉めする物音が聞こえてくる。
その物音に対して訝しげな表情を仏頂面に交えて浮かべる、ロシア人の傭兵は――ひとまずイレギュラーが起こりつつある現状把握を優先する上で…その物音の主(タイガーズ・アイ)が脅威足り得るかを思索してゾンビの類とは異なる相手と判断すると…
ニコライ「(心※最悪、始末すれば良いか)」
とかなり情け容赦の無い思考回路で(情報収集)の為、接触すべく上階(3F)へ続く連絡階段を静かに上がり始める。
(霧)は外は勿論屋内にも入り込んで急速に視界を悪くしていく。
一方、この見知らぬ廃雑居ビルの不気味さにイヤな想像を掻き立てられている異世界の秘密結社の幹部クラスの彼(タイガーズ・アイ)だが、3Fのある部屋のドアを開けた際、奇妙な現象に襲われる。
ズズズズズズズ…
―ドアを開けた途端、――足元に氾濫した水流の様に、真っ赤な(血)が部屋からジワジワと染み出して来る――という現実離れした怪奇現象…
更に血の染み出てきた冥い部屋の中から――くすくすくすくすと何者かの小さな笑い声が聞こえてくる。
>6 レティア 廃屋敷ALL
【廃屋敷/リビング/ことも、屍人×1】
たったったった
軽い足音を立てて、霧の中を駆けていく小さな人影、背負った小さなうさぎのリュックが揺れる。
どこか動き慣れた様な身のこなしで――しかし途方にくれた様な疲れの見える足取りで荒れ果てた廃屋敷へと躊躇無く入って行く。
ことも「……ここは、わたしの“まち”じゃない。」
―思わずそう口に出してしまう幼い小学生低学年ほどの少女(ことも)だったが……
不意に感じた悪寒に息を止めて…リビングの棚の陰に隠れる。
??「う~やま■い~も■うしあ~げる■■■■」
喉が詰まった様な濁った声で、不明瞭な歌らしきモノを口ずさみながら…引き摺る様な足音と共に
何かが屋敷の奥からリビングに歩いて来る。
―明らかに其れは(人)では無い、嘗てはそうだったのかも知れないが…
ぼろぼろで赤い染みでよごれた割烹着姿の女性(屍人)―手には出刃包丁を持ち――顔は…目元や口から赤い何かを垂れ流し、血の気の無い青白い顔はにこやかで、しかし目は焦点が合わずギョロギョロと在らぬ方向を見ながら上機嫌そうに歩いて来て――
??「か~ごめか~ご~め~■ンッフフ かぁごのなぁかのとりぃは~■いつい~つ出やぁるぅ■夜ぉ明けぇのぉばぁんにぃ■んっふふ■■あらぁ■明る■い■わねぇ?」
明らかに異常でしか無いがこのままだとリビング内の彼女(レティア)と鉢合わせする事になるだろう…
>6 ペルーテ、倉庫地帯ALL
【倉庫地帯/???※怪異発生中】
――からんからんからんからんからん―
人気の無い薄暗く霧の掛かった倉庫地帯で、前触れも無く響く(何か金属質なモノが崩れた音)、空き缶や立て掛けていたバラバラのトタン辺りがバランスを崩して転がった様なそんな音。
―崩れたのは工場へ運ぶ為に用意されていたらしき鉄の資材、――其処からぬらりっと(何かの手)が隙間から一瞬覗く。
――無機質な視線は、魔法の小さな光を放ちながら恐る恐る周囲を探索する獣人(ペルーテ)に向けられている…
ただ倉庫内の暗がりの中なので――(何が)いるのかまではまだはっきり分からない。
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