匿名さん 2023-04-04 23:32:48 |
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そうだったのですね。
…実は一時期王太子殿下の婚約者に、と推薦いただいたことがありまして。家としてはそれは名誉なことなのですけれど、やはり憧れとしましては本当に好きな殿方と一緒になりたいという思いがあって。ついこの前、辞退をしたばかりなんです。両親は私の好きなように、と言ってくださいましたけれど、周囲からの非難な声はそれなりにあって…。
( 彼が身の上の話を自分に語ってくれたのに、自分が話を誤魔化すわけにはいかないと、婚約についての話を語り始め。話終えると、ちらりと彼の方を見上げて、変な令嬢だと思われてしまっただろうかと不安気な表情を浮かべて)
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