一応経験はありますわ。 …いいのですか?では、お言葉に甘えて…。 ( 訓練の合間に此方に来た彼。汗を拭う姿も様になる、なんてつくづく惚れ惚れと彼を見つめていると差し出された手を見て。乗馬は貴族の嗜みとして幼い頃からある程度は乗れるようになっている。しかし、軍の乗馬と自分のそれとはまた違うだろうと思いつつも彼の手を取って。)