匿名さん 2023-04-01 20:23:56 |
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ふ。半分冗談だ。こっちは好きで飲んでるだけだから俺に合わせないで。無理は禁物だからな。
……ああ、いざという時は助けてやるさ。
(続けてグラスにシャンパンを注ぎながら相手と語らう。こうして訪れる穏やかな夜の間は、日々の煩忙から逃れるのを許してくれそうで。これまで洒落たバーや乱雑した酒場、あらゆる場所で酒を嗜み、もちろん酔っ払いの介抱はされるよりもする方を多く経験してきた。此方の身にとっては相手の要望などお安い御用で、一層のこと、いつもより艶やかなアレクを見てみたいとさえ思った。これはいけないと情けない邪念を頭の中で打ち払ってニヤリと悪戯な笑みを浮かべたら、グラスを近づけて任務遂行のお祝いと今後の幸運を想って乾杯をする。グラスを軽く合わせれば、妖精が戸を叩くような音は余韻を残した後に消えた。)
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