Between You and Me /〆

相変わらず謙虚だなぁ坊ちゃんは。……いいね。是非とも飲もう、向こうに冷えているのが何本かあったはずだ。ワイン、ウィスキー、シャンパンもあるけど。今夜はどの気分だ？


（今となっては堅苦しく思える黒色のジャケットやネクタイを床へ脱ぎ捨てて一頻り解放感を味わった所で、相手からの提案を耳にした途端喜びを隠せずにスマルトの瞳がキラリと光る。
こうして誘ってくれるのは珍しく何だか意外だった、沈着冷静な相方はてっきり、一人酒を嗜む方が好きだと勝手に思い込んでいたから。自分は酒好きなもので在庫は逐一把握済みだったので、思いつくだけの名前を数種類列挙した。そうして冷蔵庫があるキッチンの方角へ親指を向けて相手に問いかけ、大人げなく白い歯を見せながらにっと笑いかけた。）



（／アレクさん、クールで素敵です…特に気になる点は無かったので大丈夫です！背後は一旦この辺りで失礼しますね！）