微睡み（ 〆 ）　

他には1日経つと記憶が消えてしまって覚えていられないだとか、特定の範囲内にいる人の心の声が聞こえてしまうだとか、色々考えておりました。取り敢えず、周りと違うことを知られ失望された経験がある、という設定を入れたいなと。併発させるのも面白そうだなとは思いますが、さすがに大変になってしまいますね……（ 笑 ）此方の女の子としては、冷たい態度の中に潜む優しさに気付いているから凹まないし寧ろ好印象、といった感じかなと思います。大人や奇病を知らない周りの人間に対して良い子を装うような子ですので、取り繕うことなくずばずば言ってくれる辺り尊敬していそうです。問題なさそうですので、容姿など詳細な情報を加えて完成まで持っていこうと思います……！

名前：イルゼ・ホワード

年齢：16歳

奇病の詳細：食べ物でないものを好み、特に花や石をよく食す。飲み物は水のみで、それ以外の飲料や液体は飲むことができないらしい。動物の肉や昆虫は受け付けない。栄養に偏りがあるため薬で補完しており、服薬を怠ると危うい。研究により毒への耐性があることも判明。例えば水仙の葉などを食べても体調を崩すことはない。ただし完全に無害なわけではなく、コンディションが悪いと目眩や怠さを感じるらしい。

性格：明るく元気で前向き、今日できることは今日やるというスタンスで生きており、後ろ向きなことはできるだけ口にしないようにしている。奇病のせいでやりたいことを我慢するのが嫌で、絶対に完治させてやると意気込んでいるとか。奇病の仲間である男の子を信頼しており、支えたいと考えている。弱いところを見せたくなくて背伸びしたり、余裕そうに振る舞ったりと頼られたがり。ただし隠し切れる程器用なわけでもないため、気付かれたら素直に気持ちを伝える。研究対象とされていることから周りの人間のことが信じられず、医師らの前では寡黙で素直に従う良い子を装う。揉め事が嫌いな平和主義者。

容姿：ブロンドのセミショートヘアで前髪はぱっつん。瞳は透き通った緑色でくりくりと丸っこい。肌は色白で、他の人よりも細く華奢。身長153cm。施設内にいるときは支給された患者衣を着用。外に出るときはゆったりとしたシルエットのパーカーやワンピースを好んで着用。中敷きが柔らかい素材でできている厚底スニーカーがお気に入り。

備考：奇病を発症したのは3年程前。それ以前は当然普通の食事を摂っていた。テレビで放送していたダイエットを真似て特定のものだけ食べてみたり、サラダだけにしてみたりとしているうちに食への興味が薄れた。最初のうちは食べることが面倒なだけだったが、次第に普通に食事を摂ることが辛くなり、食べ物を受け付けなくなる。何を食べても戻してしまうことで周りと同じように食べることが難しく、昼食時は席を外すようになっていった。ある時クラスメートに花を食べているところを見られ、幻滅されたことから奇病を隠すため人との関わりを避けるようにしている。周りと違うことも、周りに嫌われることも怖くて人間不信。不意に辛くなって一人で泣くこともあるが、誰かがそこにいたら無理にでも笑顔を見せる。


女の子のプロフィールが完成致しましたので、載せておきますね。変えた方が良いところがありましたら、遠慮なく仰ってください……！

女の子のpf確認致しました！明るさに秘めた仄暗さが堪らなく好きです。男の子のpfは誠意作成中ですが、ここ数日忙しなく完成まで至っておりません…。pf投下まで、もう少々お待ち頂いてもよろしいでしょうか？

急いでおりませんので、落ち着いてからで大丈夫です。のんびりとお待ちしておりますので、納得がいくまで練って頂ければと思います……！

名前：デイヴ・オルブライト

年齢：18歳

奇病の詳細：身体が水分を十分に摂れないと鱗が浮かび上がり、次第に身体全体に広がっていく。主に真水で症状を治める事が出来るが、研究によりその他の液体であれば一時的な応急処置が可能。口から補給するよりも身体に直接かけた方が効率が良く、部屋には水を張ったバスタブが常備されている。食事は常人と同様のものを摂取出来るが、自身の奇病を彷彿とさせる魚に苦手意識を持つ。発現するのは淡い水色と紫混じりの鱗であり、顔含め四肢の箇所が疎らな状態で現れる。

性格：一見落ち着いて見えるが年齢がゆえ、完璧に理性的ではなく、医師ら相手に恐れる事ない言動をする。その為扱い難い患者と思われがちだが、奇病が難解である事から良い研究材料として丁重に扱われている。取り繕う事なく冷たく棘のある物言いが目立つが、唯一の奇病仲間である少女には気を許している模様。少女に対しても普段通りだが、同類と看做した深層心理からか明確な自覚は無いものの『自分がこの子を守ってやらねば』と世話焼きで優しさ擬きの感情が垣間見える。少年と青年の合間で揺れる少々不安定な調子な時がある。同時に現状に対し何処か諦念を思わせる発言が屡々見受けられる。

容姿：段の入った黒髪は毛先が鎖骨に届く程であり、それを魚の尾のように一つに結っている。平行眉にややつり目気味の形で、瞳の色は深海を彷彿とさせる深く澄んだ藍色。細身で色白だが、男性らしく骨張り靱やかな体躯をしている。身長は177cm。施設内では支給された患者衣を着用。外出時は鱗が発現しても構わないよう、ゆとりのあるシルエットの服装を好んで身に着ける。

備考：一人称は『僕』、二人称は『お前 / イルゼ / イル』。奇病が発現したのは1年程前。幼少期に海で溺れた際に『魚のようなモノ』に助けられた記憶が薄らとあり、施設に入る前はソレを探し海沿いを散歩する事が日常だった。いざ奇病に罹れば、幼少期の経験から何かの縁を感じたようで、すんなりと受け止める事が出来た。──が、いつまでも研究材料にされるのは御免であり、少しでも回復出来るよう治療に関しては前向きである。


大変お待たせ致しました…！男の子のpfが完成したの掲載させて頂きます。変更点やご要望等があれば、幾らでも練り直す次第です。申し遅れましたが、イルゼちゃんのpfは文句のつけ所が一切なく！お手本にし乍ら作成した程でございます。魅力的なイルゼちゃんの隣に並べるか不安ではありますが、お手隙の際に確認して貰えたら幸いです！

プロフィールありがとうございます……！デイヴくん、とても素敵で変更してほしい点などはありませんので、是非そのままのデイヴくんと交流させて頂きたく思います。やや不安定なときには支えつつも、信頼と甘えから振り回したいなあ、なんて考えております（ 笑 ）一人称は「私」、二人称は「デイヴ / お兄ちゃん」でいかせて頂ければと。お兄ちゃん呼びは何かをお願いしたいときに冗談めかして使うだけで、普段はデイヴ呼びかなあと思います。

ご確認ありがとうございます…！お気に召して貰えて心の底から嬉しいです。それではこのままのデイヴをご提供させて頂きますね。イルゼちゃんとの化学反応がとても楽しみです。是非振り回してやってください！お兄ちゃん呼び…！何かを企んでいると察しつつ、耳を傾ける情景が瞼に浮かびます。普段の呼び方もお好きにしてくださって大丈夫です。勿論デイヴ呼びでも！
pfが揃ったので本編へ、と思ったのですが、交流にあたって何か共有しておくべき設定等ございますでしょうか？

季節などいつ頃から始めるか、関係性はどうするか、くらいは決めておいた方が良いのかなあと考えております。既にずぶずぶと共依存しているよりは、ある程度仲良くはあるけれどそこまでは至っていない方が変化がわかりやすいのかなあ、なんて思います。とはいえ天真爛漫なタイプなので、初期からぐいぐいと距離を縮めていきそうではあるのですが……！（ 笑 ）

個人的に季節はリアルと近しいと、より鮮明に温度感が描写しやすいかなと思っております。もしイベント事を挟むのであれば、少々前後や停滞するのもありかと。関係性に関しましては、ある程度の仲であり未だ共依存とは呼べない関係から始められたらと当方も考えている所存です。ぐいぐいと距離を縮めてくる歳下の女の子に、デイヴは初期こそ若干辟易するも、最終的には絆され懐に入れてしまう…などとも想像が働きます…！

最初は今くらいの暖かい季節から、キリの良いところで回収してイベントごとへと移行できたらなと。初期に鬱陶しいと邪険にしていても、それがわかっていても尚諦めずにいくんだろうなあと思っております。懐に入れた途端優しくなったデイヴくんに驚いて思わず距離を取っちゃうイルゼと、突然距離を置かれて訳がわからずぐいぐいくるデイヴくんの逆転現象なんかも良いですね……お互いの病室を訪ねるところか教会で待ち合わせ（ の後に出掛けるのもあり ）から初回を始めたいと思うのですが、いかがでしょうか？初回の投下は私からでも背後様からでも、どちらでも大丈夫です……！

では教会で待ち合わせからのお出掛けに致しましょう…！不甲斐ないのですが、主様から初回を始めて頂いてもよろしいでしょうか？

（　とある日の午後。今はもう当たり前で部屋着感覚となった患者衣から、ゆったりとしたパーカーへと着替えて、必要なものを鞄に詰め込む。勿論薬も食事もしっかりと摂っているし、体調も良好。確か雨も降らないはずで、絶好のお出掛け日和と言えるだろう。お出掛けがしたいと我が儘を言って、約束を取り付けたのが数日前。それから楽しみでそわそわして、看護師にも何かあるのかと問われたくらいには上機嫌だった。待ち合わせに指定した時刻より、まだ10分ほど早い。しかし遅れたくないし、何より早く行きたくて堪らない。走り出したい気持ちをぐっと堪えて、待ち合わせ場所である教会へと歩いて向かう。太陽がきらきらと輝いて、雲ひとつなくて暖かい。かといって暑いわけでもなくて、時折頬を撫でる風が心地良い。綺麗で美味しい空気を吸い込みつつ、何をするでもなくただその場で彼を待つ。待ち合わせまであと数分、彼に声を掛けられたなら笑顔で応じることだろう　）



早速初回を出させて頂きました！最近あまり長いロルを回していなかったこともあり、不自然なところも多々あるかと思いますが、回しながら安定させていく心算ですので宜しくお願い致します。絡みづらかったり、読みづらかったりしたら出し直すので仰ってくださいませ……！

イルゼ。まだ約束の時間まで五分以上もあるけど。
（　春風が閉じたばかりの窓を叩き、綻んだ桜の花が硝子を隔てひらひらと舞う穏やかな午後。疾うに十分な水分を摂り、ゆとりのあるシルエットのセットアップを身に纏うのは珍しく出掛ける用事があるからで。丁寧に畳んだ患者衣をベッドの端へ置き、冷えた病室を発ち。最悪を見越し病状を遅らせる錠剤と水、そして最低限の必要物を詰めた鞄を背負い直し、足先が向かうのは待ち合わせに指定された教会。久しく市街地へ下りる予定にぴりりとした緊張感が背中を這うが、普段通り背筋を伸ばし冷静で在ることを心掛ける。何故ならば本日は純な無邪気さを残し、どれほど距離を取ったとて恐るる事なく懐いているのであろう少女の願いから派生したもので。誘いに乗じた事は後悔していないが、一緒に居ると調子の狂う歳下の少女に振り回されている気配すら漂う。すると先んじて教会の傍に佇む約束の相手──自身と異なる奇病に罹患した少女を視認し緩慢とした歩調で距離を詰め乍ら、余計な一言を付随させ名を呼んで　）


読みやすく情景が脳裏に浮かぶ素敵なロルで、お返事を書くのがとても楽しかったです…！当方も長文が久し振りでして、冗長的かもしれませんが交流の中で安定させていこうと思います。読みづらいなどありましたら、ご遠慮なく仰ってくださいませ！

デイヴ！まだ五分以上あるのに来てくれたってことは、デイヴも楽しみにしてくれてたってこと？
（　待ち合わせ時間よりも早く聞こえてきた彼の声。釣られるように視線をそちらへと向けると、自分からも歩み寄りながら手を振って答える。見えない尻尾もぶんぶんと大きく振られているに違いない。きっと待たせないように早く来てくれたというだけだが、それをわかった上で首を縦に振ってくれるのを期待してしまう。一緒に出掛けられるだけでも充分嬉しいけれど、同じ気持ちでいてくれたならもっと嬉しい。結果的に超前向きに解釈したのを彼へとストレートに投げ、緩く首を傾げる。答えてくれないと何かする、なんてことはないが、瞳に期待の色が浮かんでいるのは言うまでもない。時間的余裕のあるタイミングでの出発であり、急ぐ必要はない。ただしのんびりと此処で会話するくらいなら普段と代わり映えしないし、わざわざ着替えた意味もない。否、端的に言えば早く行きたくてうずうずしているのだ。思わずへへ、と緩みきった表情で、彼の隣へと並ぶ。市街地へ行くこと以外はノープラン、彼の意見を優先する心算で問い掛けて　）
ねえ、デイヴはどこ行きたい？


冷静なデイヴくんの気質も情景も感じられる素敵なロルで、当方も楽しみながら綴らせて頂きました。長さにばらつきが出るかと思いますが、思う存分綴るくらいの感覚でやっていけると良いかなと考えております。それでは、背後はこの辺りで一度失礼致します。また相談事などございましたら気軽にお呼びください！

背後が多忙な日々が続いておりまして、折角の素敵なご返事をくださったイルゼちゃんと主様に申し訳ないのですが、お返事の方もう少々お時間頂けますと幸いです。早くて今日中、更に遅くなる場合はまた一報入れますのでご承知の程よろしくお願い致します…！

僕はお前がなにかやらかさないか気掛かりで少し早めに来ただけ。イルゼこそ、なんでこんなに早いんだよ。
（　駆け寄る相手に片手を擡げ緩々と振り返す。相変わらず棘さえ感じ得る素っ気ない態度の立ち振る舞いだが、声音は幾分か柔らかく密かに楽しみにしていたと暗に伝えるように滲み出ており。縦に振る筈の首を傾げ、答えなど分かりきっている問いを放り投げ。少女のまるで戯れつく仔犬のような眩い双眸が期待を孕んでいる事に勘づき、終ぞ無意識に口元を弛緩していた自身に気付き一つ咳払い。病状が落ち着いている今日この頃、久しい外出であり、少女からの問いに応えるのは容易い事。悩む素振りなど微塵も見せず応じれば、隣に並んだ少女を視認するなり歩み始め　）
まずは本屋に行きたい。施設内の書籍、全て読んでしまったんだ。


お褒めのお言葉、誠にありがとうございます！文字数のバラつきは当方も同様ですので、主様の仰る通りの感覚で…と考えている次第です。此方も背後は一旦失礼致します。畏まりました！当方に際しましても、お気軽に呼んでくださいませ。

大事なことを書き忘れてしまったので再度！お返事の方、大変お待たせ致しました。主様がまだいらっしゃれば、是非お話の続きを紡いでいけたらと思います。

なんでって、わかってるでしょ。今日のこと、ずっと楽しみにしていたんだから！
（　厳しさを感じる口調とは裏腹に、柔らかく優しい声色。楽しいと言葉にしなくても、感情は充分すぎるくらいに伝わって。逆に問いを返されると、ドストレートに答えてみせ。わざわざ言わなくても良いけれど、思ったことを言わずに留めておくのは自身の信条に反する──我慢できないと言った方が正しいかもしれないが。悩む様子もなくすぐに答えが返ってくると、それすらも楽しみにしてくれていたことに他ならないと嬉しく思い。博識で読書家な彼のこと、分厚い書籍を購入したとて早々に読み終えてしまうだろう。暇を潰すには量を増やさなければ、なんて安直な考えをこれまたそのまま口に出すも、最初に買いすぎるのも困るかと首を傾げ。目的地は決定したことだし、行ってみなければわからないかと深く悩まず、何なら問い掛けたくせに自己完結するという勝手さで　）
ええ、凄い！それじゃあいっぱい買わなきゃ。ああでも、たくさんだと重たくなっちゃう？──多かったら残りは帰り、でも良いかもね。



多忙な中、時間を割いて返信してくださりありがとうございます……！楽しく余裕を持って（？）遊べるのが一番なので、無理せず交流を続けていければと思います！

…相変わらず能天気。頓服薬、ちゃんと持って来たんだろうね？
（　自身と比べる迄もない程に正直者な少女の明るさに面食らう。その眩さに調子を崩される事が多くなったのはいつ頃だろうか。自他ともに認める冷たい態度は少女に対しても変わらない筈が、元気一杯で人懐っこい正反対な性質を受け止めてみようかと不慣れ乍らに距離を測り始めたのは比較的最近であり。今回もまたストレートな感情表現に刹那言葉が詰まるが、小さく溜め息を零した後に通常運転で応え。少女らしい気遣いを包容した提案には一つ頷き、淡々と言葉を紡ぎつつ隣を歩む少女の窺い見て　）
何なら一番最後でも構わない。イルゼの行きたい場所から回る手順でも大丈夫だけど。


いえいえ、とんでもないです…！ありがたいお言葉痛み入ります。主様もどうか無理のない範囲で交流致しましょう！

もちろん。忘れたら大変なことになっちゃうもん。
（　当然であり心配無用だと頷いてみせる。その態度こそが彼の悩みを増やしているのかも、だなんて思いもせずに。彼といるのが一番気楽で自分らしくいられる気がする。ただ面と向かって言うには気恥ずかしく、こればかりは伝えられない。自身のことを優先しようとしてくれるのはとても嬉しいが、己もまた彼のことを優先したいのだ。やりたいことはやる、我慢するより欲に従う。そうして過ごすのが一番幸せで楽しいと思う。首を横に振って彼の優しさをさらりと断り、譲るのではなくちゃんと己の意思であると伝え　）
んー、でも本屋行きたいでしょ？私はデイヴが行きたいところに行きたいの。