匿名さん 2023-03-26 17:19:09 ID:7d2298b5e |
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ほんとかよ...でもお前のそばから離れる訳にもいかないんだろ?
(魔術は今度教えてくれるという彼に頷けばふわりと体が浮き、咄嗟に首に抱きつき直して。外の風に比べたら幾分暖かい彼の首元に顔を埋めるようにして隠しつつその言葉を聞き、「夜ご飯...そういえば腹減ったぞ、サーシャ、は何が食べたい?」家族とはこういう会話をするものだろうなと、淡い夢が叶った嬉しさを押さえ込みつつ問いかけてはシチューは大好物だしラムチョップも聞いたことはある程度だが食べてみたい。しかしそんなお金はどこから出てくるのだろうと)
って、そんな金あんのかよ。...俺は、ラムチョップ食べてみたい...かも、
(やはり好奇心には逆らえずにそうもごもごと口の中で告げては、彼の話すこの後の予定には、自分には話せるようなこともないのに、と思いつつも「俺、お祈りの時間とかあるけど...それで良ければ、」と同意しておき。いよいよ孤児院には戻れないということが分かってきたのか不安げにしながらもこの人について行けば間違いないという思いはどこかにあり、心地よい揺れと彼の優しい声色に微睡み始め、うとうととまぶたが降りてきてしまい)
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