>レイア …アンディ。“イイコ”だね、先輩 (するすると脱がされた靴下に満足気に足先を撫でてから、保健室の柔らかくも固くもないベッドに転がる。反動で舞い上がった小さな埃が光を伴って散る様を見上げながら、飾ることなく僕は名前を告げて──気分も悪くなかった。ので、嘲るようにも取れるこの褒め言葉は心からのお礼のつもりだ)