リヴァ×ペト

休めるわけないです…っ！
(頭の中からさっきの言葉が離れず)

い、いや…だめ…恥ずかしくて見せられないです…
(赤い顔を見せまいとつかんでいる手を自分の手で掴んでどかし)

…好きにしろ
(ばさっと布団を頭にかけて)

…
(その間に鏡を見て隈を確認し)

うわっ…ち、ちょっと…
(布団から顔をだし)
リヴァイ兵長…隈、そんなに気にしてるんですか…？
(クスッと笑みがこぼれ)

…身だしなみの一つだ
(見られてばつが悪そうに前を向いたまま答えながら、首もとにスカーフを巻き)

なるほど……
(視線を外して布団に潜り眠くなってきたな等と考えながら目を閉じて)

……。
(振り向くとうとうとしている相手に眠れないんじゃなかったのかと負けた気になり)

……？
(眠そうな眼で不思議そうに相手を見ては微笑んでまた布団に潜り)

…勝てねぇな
(眠そうな愛らしい表情に諦めてふっと笑い寝かせてやり)

………
(数時間しても全然起きない相手に布団をがばっと取り上げ)

おいいつまで寝てるやがる…何が今日は眠れないだぐっすりじゃねぇか

んん…なんですか…？
(起き上がって目を擦り)

えへへ…意外と寝れちゃいました…
(まだ眠そうに微笑んで)

兵長は寝れそうですか…？

あぁ、泥のように眠れそうだ
(まだ眠そうなペトラに呆れた様にため息をもらし)

……これでもですか？
(寝ぼけていて呆れる様子の相手の手を掴み引き寄せて抱きしめ)

………？
(顔をあげては顔色を伺い)

(不意に引き寄せられて驚きながらも抵抗せずに)

…で？次はどうした？
(ペトラに視線を向けて挑発し)

……それ、してほしいだけじゃないんですか…？
(顔をチラリと見ては近づけて口づけをし)

…生意気言うじゃねぇか…
(ペトラの瞳を目を細めて捉えると、白い首筋に手を宛て引き寄せて唇を重ねて)

…
(唇が離れては角度を変えるように唇を追いかけ軽いキスを繰り返し)

……え、んっ…
(袖を掴んでは目を閉じて)

プハっ…んんっ…
(緊張で息が出来ず)

…さっきの勢いはどうした？
(唇を僅かに離して漏れる吐息を逃がしてやりながら問いかけ)

夜になる前に寝ちまいそうだ…
(煽るように軽口を叩きながら、ペトラの下唇を親指でなぞり)

……むっ……。
(煽られたことにムッとなりどうすれば…と考え)

…兵長……。
(近くの椅子に座らせてその膝の上に向かい合うように座り)

(促されるまま座って見上げ)

…なんだ？
(ペトラの脚に指を這わせて目を見据え)

…兵長、好きです、愛してます…。
(ジッと目を見つめながら)

……っ、
(自分が照れないように我慢し)