影芝居（〆）

　
名前：メディス
年齢：19
　
容姿：街で最もよく見かける栗毛色の毛髪に焦茶色の瞳と、人の良さそうな具合に配置された、けれど印象にはほとんど残らないような容貌。体格はかなり良く、出身地である北国特有の骨太でずっしりとした体型をしているが、威圧感はほとんどない。動物に例えるなら、絵本の中に登場する蜂蜜が主食の熊か。
　
人物像：穏やかで物腰柔らかな好青年。目が合えば見知らぬ他人相手でも笑いかけるような人懐っこさがあり、目に見えて秀でたところのない凡庸さも相俟って、敵意を抱くこと自体が馬鹿らしくなるような独特の雰囲気を纏っている。誰に対しても平等に心を砕くことができるのは、他者にあまり興味がないことの裏返しなのかもしれない。
　
能力：他者の痛みを一時的に麻痺させる。能力の使用は体力を対価とする。支払う体力量によって、重い痛みへの対応や長時間の麻痺が可能になるが、痛みを完全に消し去ることはできない。
　
備考：戦災孤児から少年兵になったが、重度の負傷により数年前に退役した。精神の均衡を崩していた当時は、身を削って能力を用い他者へ奉仕することで安寧を得ていたが、貴方と出会い、より良い奉仕のありようを知る。根本にエゴがあることは変わりないものの、能力の使用は自傷行為から他者の救済という目的のための手段となった。現在の目標は孤児院の建設。
　
（／　遅くなりました。不足等あればお申し付けください。