ウチナーイキガ 2023-03-03 00:39:49 |
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そうなんやけどしゃ~、古波蔵くんの前ではお淑やかでおろうって思うとったと~!
( 嘘なのが丸分かりな補足に唇を尖らせていたが、彼も自身と同じような声を洩らしているのを聴けばついつい小さく吹き出してしまう。おじさんみたいだと一頻り一人で笑い。彼から告げられた問い掛けには少し悩む様な様子を見せるも、身を乗り出した儘彼に顔を向けて。)
先輩がしゃ、今産休中やけん仕事がじぇーんぶ皆に回ってくると。それに加えて新しかプロジェクトも始まったけん残業時間が増えたっちゃんねぇ
(その先輩には、元気な赤ちゃん産むのが貴方の仕事ですから!と言った、とまでは彼に伝えなくても良いだろう。炭酸を喉に流しつつも話せば、少し疲れた様に溜息を吐く。確かに、疲れたは疲れたが彼と酒を飲み言葉を交わすこの時間が何よりの癒しであるのだ。時計を見れば、すっかり夜が深くなっていて、それに少しばかりの驚きを見せた。きっと、つぎ時計を見たときはもっと驚くのだろうな。何て思いながら。)
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