ウチナーイキガ 2023-03-03 00:39:49 |
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( こくりこくりと何度か傾け一日のストレスを炭酸と共に弾けさせる。冷たい夜風が頬を抜け、夜景の街並みを小首を傾けながら眺めていると、不意に隣からお声が掛かる。居たのか、と驚くも刹那に先程のまるでおじさんの様な発言に頬を紅梅色に薄く染めた。彼の前では多少お淑やかさを作っていたが故、手摺りに肘を掛けてはやや恥ずかしそうに又一口。声の掛かった数秒後に自身も僅かに身を乗り出しては距離の近くある缶に手に持つ缶を軽く当ててはかんっ、と軽快な音を鳴らして、 )
──乾杯!…いつん間におったんやなあ?お恥ずかしかもんば聞かれてしもうたなぁ…古波蔵くんもお疲れ様。
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