花詠み 2023-02-26 13:52:45 ID:f4a4a17f9 |
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>73 カーメル様
「星かぁ…こうして月見酒をすることはあっても、星まで楽しむことはなかなかなかったかもしれないな…よければ星のこと、教えてくれないかい?」
それに君のその考えも興味深いし、とふわりと微笑む。
いつしか空になった酒瓶と盃を横に置いて、組んだ脚に腕を立てて顔を乗せる。
もっと話を聞かせてほしいと顔をこてりと傾げれば、酒が回ったのか自分らしくない仕草だななんてぼんやり思って。
「…口説くのに年齢は関係ないさ。そりゃあ、成人前のお嬢さんをどうにかしてやろうとする輩はどうかと思うけれど。君のような綺麗な子をみたら口説かずには居られないだろう?」
歳の差が開いたおじさんに口説かれるのは不快だったかな、なんてわざと悲しげに微笑んでみる。
きっとこういう性質が彼女を悩ませているんだろうことはわかっていて。
恥ずかしそうにツインテールで顔を覆っている彼女をみて、悪戯心が刺激される。
恥ずかしがっている姿も好ましいけれど、可愛い顔をみせておくれなんてわざと艶っぽく囁いてみて。
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