匿名さん 2023-02-22 09:00:47 |
通報 |
( 変わらず順位は3位。アンカー前の走者が走っている間に指定されたレーンでバトンを待つ。いつもはそう緊張はしない自分も、最後の競技ということもあり僅かに緊張の色を滲ませる。そうこうしている間にやってきた走者がテイクオーバーゾーンに差し掛かった瞬間、タイミングを合わせて走り始め、上手くバトンを貰うことができた。後は全力で走り抜けるだけ。アンカーは1周走らなければならない。つまりチャンスはまだある。前にいる青、黄団のアンカーの背中を追い、なんとか2位に。ゴールまであと僅かのところで1位の男子と並ぶ。ゴールまで最後の力をふりしぼり駆け抜けたところで、ゴールを知らせるピストルが鳴り響き。審判を見ると、僅かに自分の方が先にゴールテープを切っていたようで。じわじわと1位を掴み取れたという実感が湧いてきて、思わず彼女の元へ走り出し、周囲の視線も気にせず彼女に抱き着き。)
やった!桜華!1位取れたよ!!
トピック検索 |