匿名さん 2023-02-22 09:00:47 |
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!……ふふ、うん。そうね。私も同じよ。
( ぽたり、と不意に零れた暖かな雫は彼女の手の甲に落ちて、そうして桜華はふわりと花が綻ぶように笑った。悲しい訳では無い。将来を悲観しているわけでもない。ただ、この高校生という若い2人の将来を約束するその優しい体温が。ただただ桜華は暖かくて透明の涙をポロポロと零す。彼女以外の人とこうすることも、隣に並ぶことすらも想像したくはないし、彼女が自分以外の女性と一緒になるというのならば鬼女にもなってしまうだろう。そんな感情に蓋をして、桜華は愛おしそうに彼女の手を自分の頬に当て、「だいすきよ、琥珀。……私の唯一。」と、春の陽のように暖かで穏やかな声色で彼女への気持ちを吐露して。 )
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