匿名さん 2023-02-22 09:00:47 |
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!……ね、琥珀。
お弁当を持ってくるわ。ちょっと待っててね。
( ぽつり、と彼女の薄い唇から漏れた言葉に思わず彼女に見えないように笑ってしまう。なんて可愛いことを言うんだろう、この恋人は。今すぐにぎゅっと抱きしめてあげたい衝動にかられたものの、ふと思いついたのは良いアイデア。桜華はするりと彼女の腕から抜けてお弁当を持ってくる、と告げては教室から出る際に彼女の頬にちゅ、とキスを落としてはその反応を見ることなくそのままぱたぱたと駆けて行き。暫くしてまた教室に戻ってきて、お弁当を片手にひょっこりと扉から顔を覗かせた桜華の頭にはハチマキで作られた猫耳が。そして手暇だった女子たちが更にアレンジを加えたのだろうか、髪形も猫耳に合うように編み込みのツインテールに変わっている。「教室にいた女の子にね、また作ってもらったのよ。……似合う、にゃん、?」折角猫耳を作ってくれたのだから、それらしいことをしたら喜んでくれるだろうか。そんな一心でお弁当を持っていない方の手で猫の手を作りこてりと首を傾げた口元に持ってきては、彼女の反応を伺って。一方、廊下からは猫耳を作ってもらっていた時に教室にいたのであろう男子生徒たちの桜華を探す声が響いていて騒がしいのだが。 )
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