匿名さん 2023-02-22 09:00:47 |
通報 |
ふふ、すごく素敵だったわ。
( 背後から彼女にぎゅう、と抱きしめられれば穏やかな微笑みを浮かべながら彼女の頭を優しく撫でて。こつん、と彼女の頭に自分の頭を触れさせながら彼女のさらりとしたハンサムショートの黒髪を軽く指で梳けば、他の人には見せない彼女の甘えん坊な部分に桜華の心は非常に穏やかで。男子生徒たちに混じっているにも関わらず活躍する彼女の姿は非常に──桜華はもちろんなのだが──女子生徒の乙女心を盗むには十分だった。きっと明日からの彼女の下駄箱はラブレターで溢れかえるし、それに部活のギャラリーだって増えてしまう。彼女が活躍してくれて嬉しい気持ちと、そんな嫉妬心からくるもやもやが桜華の胸の中をぐるぐると渦巻いては彼女の体温を独り占めするかのようにくるりと彼女に向き合うように体制を変えてぎゅ、と抱きしめて。 )
トピック検索 |