匿名さん 2023-02-22 09:00:47 |
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【藍沢 琥珀】
大丈夫ですよ。桜華とここで待ってますね。
( 彼女と兄のやり取りを見ていると何だか微笑ましくなって思わず笑顔になってしまう。どうやら一足先に兄たちが店を確認してくるようだ。自分たちを待たせるということはそう遠くもない店なのだろう。もし万が一何かあっても、これだけ人通りのある場所なら、大丈夫だと思う。大人しく2人で待っていると頷けば、自分の兄を見て「兄さん、迷子にならないでよ」 と一応忠告を。)
【藍沢 類】
あ、はい!
…ったく、桜華ちゃんのことしっかり守れよ!
( 確かにこの恋人2人と自分が待っているのも何か居心地が悪い。気をつかってくれたのだと分かると頷いて。こちらを心配してか、からかっていらないことを言ってくる妹には仕返しに彼女のことをしっかり守れと捨て台詞を吐いて、前を進み始めた彼を追いかけて。「店ここから近いんですか?」と横に並んだ彼を見てそう問いかけ。)
────
【男A】
ねぇねぇ、そこの君すごく可愛いね。
俺たちと遊ばない?
( 駅前通りに佇む美少女を見つけると、仲間と近付き声をかけ。彼女の横にいる、綺麗な顔立ちの男を見て「こんな奴よりさ、俺らと遊んだ方が楽しいよ?」と、なんの遠慮もなしに彼女に向かって手を伸ばし。)
【藍沢 琥珀】
…、彼女に気安く触らないでくれません?
( 兄たちが離れていった途端こうだと内心呆れた様子で、桜華に近付いてくる男たちを見る。5.6人の仲間を引き連れており、妙に威圧感があるが、そんなこと言ってられない。こういうときに自分が本当の男だったら、と悔やむこともさながら、彼女を自分の後ろ手に隠し、伸びてきた手を遠慮なく叩いて払う。きっと男共を睨みつけると、一瞬怯んだ様子だったが、彼らにとって自分はひょろひょろの少年程度にしか映っていないのだろう。自分の様子にけらけらと笑う後ろの仲間とは裏腹に、手をはたかれた男の怒りを買ってしまったらしい。「桜華、後ろに隠れてて。」と小声で彼女にそう伝え。)
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