…あのときか。 あの出陣も中々骨の折れる戦いであったな。小狐にはいくらか助けてもらった。 ( 初めて出陣した戦い。時間遡行軍との激しい戦いの中、何度か彼に助けて貰ったことを思い出すと、思わず懐かしさのあまり小さく笑って。そのときも、自分の目線の先には常に彼がいたなと思いながら、自室につくとまたゆっくりと座り。)