あぁ、宜しく頼む。 ( 髪にそっと添えられた梅の花。改めてされた告白の言葉には嬉しそうに笑い頷いて。こんなに穏やかで晴れやかな気持ちになったことは久し振りだ。まだここに二人でいたい気もするが、そろそろ部屋に戻るかと提案して。) ここを離れるのは名残惜しいが、そろそろ戻るか。