ですが事実私たちは両想いなのですよ。 (しばらく互いに幸せを噛み締めるかのように抱きしめあって。そっと彼から離れると小振りの梅の枝を手折り彼の髪に挿すと微笑み「三日月殿、私の想いに応えてくれるのならばどうか私と付き合ってくださいませぬか。」と告げて。)