これ冷蔵庫入れといて、 (律儀にしっかり挨拶をしながら自分の後をついて入ってきた彼に適当にどうぞと返答して。本来であればもてなす側でいなければいけない立場でありながらも、湊斗の場合はそうはいかず。自宅という自分のテリトリーに入ってしまえば気も緩み、もう自ら何かをする気にはなれなくて。テーブルにレジ袋を置いて、彼に一言声を掛ければそのまま自分もソファーに腰を下ろし沈み込み)