クズ男 2023-02-14 19:02:57 |
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(自宅で読書をしていたところ、彼からのメッセージが入った。ちょうど一段落したところだったため栞を挟んで本を置くと、メッセージへと目を通し。きっと彼のことだから自分が行かなければ帰れない、なんてことはないだろう。このままスルーしたとして問題はないはず。だからといって自分が無視できるかどうかはまた別であり。「わかりました」と一言だけの簡素なメッセージを送った後、彼の待つバーへと足を運ぶ。扉を開くと、外とは違う空気感に未だに少しだけ緊張する。数ヶ月前までまだ足を踏み入れることすらできなかった大人の世界は、場違いな気さえしてしまう。進んだ先に呼び出した張本人である彼を見付けるも、案の定手元にはグラスがある。これまで飲んでいたであろうことは容易く想像でき、溜め息交じりに声を掛け)
湊斗さ──……ああ、やっぱり。俺が来るまで何杯飲みました?
初回ありがとうございます!特に問題ございませんので、そのまま返信させて頂きました。此方に対しても、何かありましたらお申し付けください。特に問題ないようでしたら、背後会話への返答は不要です。
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