( 表情を緩め、ほんのりと頬を赤らめた妻に愛おしさが込み上げたのは言うまでもなく。そのまま抱き寄せてしまいたい衝動に駆られるも、折角の料理を冷ましてしまうのも忍びなく、結局そっと彼女の手を解放し。段ボールを両手で抱え直すと、何処か適当な床に下ろすために居間へと足を向けて ) そうだな、いい時間だし貰おうか。子猫には起きた時にでも帰り際に買った餌をやればいいだろう。