29087 2023-02-03 15:10:13 |
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(自分がいなくなったことで相手はまた無茶なリハビリをしないだろうかと心配しており、別れ際にそれとなく注意をしようと思っていたがどうやらそれは杞憂だったようで。相手もただ愚直にリハビリをこなすだけでは意味がないと理解してくれていたようで安心し。こちらが求めた握手に、彼女はその華奢な手で応えてくれるといくらアスリートといってもこういうところは女性だなと気づかされて。ファンサービスもほどほどに切り上げて、背中を向けて車いすを漕ぐ相手に今度からは敬語はなしだと忠告されるとなんだかより親しくなれた気がして嬉しくなり「はい、また!」とその背中に明るい声をかけては己も振り返って病院をあとにして。)
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