29087 2023-02-03 15:10:13 |
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はい…。
(間違いこそ起きなかったが、嫁入り前の異性のベッドに上がり込むという狼藉は許されるものではないだろう。そうやって申し訳なさでいっぱいで黙っていれば、二人の間に流れる沈黙、気まずい空気を断ち切るかのように相手からこの場だけ許しを貰えれば、相手の寛大な心遣いを無碍にしないようその場からすぐに立ち去ろうと踵を返して部屋を出ようとして。しかし、扉に手を掛けた瞬間、また会ってくれるような言葉を残して布団をかぶる相手にこれで本当に許しを貰えた気がして心が軽くなり、晴れやかな表情を浮かべながら「うん、また…。」と小さく声をかけて部屋を出て行って。)
~翌日~
(退院の日。荷物をまとめて担当の看護師に挨拶をして、病院をあとにしようとして。まだ人の少ないロビーを歩いていると、昨日の相手の『またね』という言葉を思い出せば連絡先を交換しておけばよかったかなと後悔して。いやしかし、いちスポーツの大スター選手がそう簡単に連絡先を交換してくれるわけないだろうなと苦笑しながら病院の玄関から出ようとして。)
(/了解しました!これでこのパートに一区切りつきそうですが、次はどのような展開にしましょうか?私の方もこうしたいというのは考えておりますが、アンジー様の方からも何かご希望やアイデアなどがあれば何なりとお申し付けください。)
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