29087 2023-02-03 15:10:13 |
|
通報 |
ファン…か、うん。もうそうなのかもしれませんね。
(フィギュアに対しての価値観が変わったのは紛れもなく相手のお陰。それに、教材である映像もすべて彼女のものだったのだからフィギュア選手としての相手に惹かれてしまうのも当然だろう。しかし、その有名人がこれほどまでにファンを近寄らせていいのだろうかと腑に落ちない点はあるが、相手に言われると既にファンになっているかもしれないと伝えて。相手が実際にスケートリンクを滑る様を想像しながら、思わず呟くとハッと我に帰ればまたいらぬことを口にしてしまっただろうかと焦り。しかし、隣の彼女は勝気な表情でその日が来ることを確信するかのように述べれば不要な心配であったことに胸を撫で下ろし「うん、絶対に来ますよ。その時が。」と相手を勇気づけるように、希望に満ちた表情でそう述べて。解説用らしき資料をまとめているあいてが、ふいにこちらの両手を取って見に来るようにと釘付けられると、先ほどの自己紹介の際の握手と、ファンになってからのこの握手は価値が違って、とんでもないファンサービスをしてもらったと顔を赤らめれば「その時は一番いいチケットを取らないとですね。」と、相手の復帰記念の公演ならば、特等席でそれを見届けねばと言って。)
| トピック検索 |