影原 詩乃(主) 2023-01-21 00:47:21 |
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>奏音
玲士(れいじ)「好きな事がたくさんあるのは良いことだ。多少どころか…本当に凄かった。もう噛まれた所も殆んど痛くないし、奏音はとても慎ましいんだな?」
(好きな事がたくさんあるのは人生が豊かな事だと捉えているのか、我が儘では無いと言うように。とても遠慮深い奏音を見ながら謙遜する相手へと首を振り、傷口が塞がったばかりか跡も痛みも全く無い事には感謝し尽くしても足らず頭が下がる思いで。ただ少し気に掛かったのか奏音に顔を向けて「奏音、…魔法を使うと奏音は大丈夫なのか?…ほら、代償だとか体力が消耗するとか。」と、魚を頬張った所為で背鰭の焦げが相手の口端に付いているのを目にしながら尋ねると手拭いでつい妹のように彼女の口端を拭いてやって)
>花園詩音、all
玲士(れいじ)「うん、そうだ。だからと言ってはなんだけど…、俺達は敵じゃない。皆で帰る方法を探してるんだ。」
燈(ともり)「…オ兄チャン、何カ、知ッテル?皆オ家、帰リタイ…。」
(此方が武器を置いて敵意は無い事を示すと暗闇の中で相手も何かを引っ込め、ゆっくりと姿を見せるために歩みだした相手が窓の明かりにうっすら照らされ。全貌が見え始めるとアシンメトリーの青い髪色に紺色の帽子と上着、中性的に整った顔立ちの相手から自己紹介を受けて)
玲士(れいじ)「詩音、か。…うん、よろしく。普通?っはは、…なかなか普通って言うやつに限って普通じゃないけどな?」
燈(ともり)「シオン?劇団ノ俳優サンミタイ…!宜シクネっ…。」
(じっと相手の金色の瞳(め)を見ながら"普通の"と言われて二人とも一瞬固まり。兄は兄でそういう奴こそ普通じゃないと可笑しそうにふふっと笑い、弟は弟で容姿端麗な相手へと舞台俳優さんみたいだと白い息を吐きながらはしゃぎ。二人とも相手の術が効いたのか、それとも単純に相手の言う事へと疑いを持たず素直に男性だと受け取ったのか。玲士も地面に置いた刀を利き手で無い方に持ち(※武士が刀を抜かないと云う意)信頼するよう彼に背を向けてから振り返り「中に入るか?あったかい飯もあるし、後で風呂も沸かすから今夜は此処で休んでいきな?」と兄の玲士は小屋の中へ入るよう促して。兄弟二人は詩音を迎えるように中へと案内し)
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