語り手(スレ主) 2023-01-19 18:17:24 |
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【光ノ国_ルメンクス〈宿屋〉[夏菜子、カリア]】
>アルファ06|エマ|魔理沙|デイジー|リリィ|千鶴|宿屋ALL
カリア「…顔を上げてください。
貴方のせいではありませんよ。」
エマからの話によれば、異世界から人を呼んだのは良いものの、魔術の暴走によりかなりの人数を、あちこちに呼び出してしまったという。
そして、召喚した者を返せなくなってしまった。
そうして、自分達と同じ「異世界人」が周りに沢山溢れてしまったのだと言う。そうして現在に至るようだ。
その話を聞いたカリアは、魔術の暴走の原因はわからないが、悪意があって呼び出された訳ではないし、少なくともエマに非はない。
見ず知らずの自分達に親切にしてくれるのだから、むしろ怪しい部分が見つからなかった。
カリアはエマに姉妹(デイジー、リリィ)が言ったことと同じく「顔を上げてください」と言ったのち、貴方は悪くない、と笑顔を見せる。
カリア「それに、この国の危機を見過ごすわけにはいきません。俺も協力します。」
夏菜子「ケンカは良くないから、私も止めるのお手伝いするよ!エマさん!」
カリアはこの国が訪れようとしている危機を止めるのを手伝う為に、先程の姉妹(デイジー、リリィ)同様、国の平和を取り戻すお願いを承認し、カリアはエマに向けて自信満々な表情を見せる。
夏菜子も先程の話を聞いてケンカは良くないから、止めるのを手伝うよ、と笑顔で良い、エマに近付いたのちに元気に手を上げる。
夏菜子「お手伝いするから、仲間さんになった!お名前言わなくちゃ!
私、夏菜子!『佐々木夏菜子(ささきかなこ)』です!」
と、高らかに自分の名前を発表する。カリアはその様子に微笑ましそうに笑顔になりながら、自分も続けて自己紹介をする。
カリア「…夏菜子の父親の『カリア』です。
改めてよろしくお願いします、エマさん。」
と、軽く頭を下げた後、夏菜子は「そういえば」と気になっていたことがあったかのような口振りで話す。
夏菜子「ねえエマさん!いせかいじん?っていうのがいっぱいこの世界にいるって言ってましたよね?
今ここにいるわたしたちいがいにもいるんですか?」
と、敬語で首を傾げながらエマに対して疑問を飛ばしている様子で。
【光ノ国_ルメンクス〈市場→ドクトルフ家(移動中)〉[ジェラルディ]〔ライラ〕】
??>南雲|坂本|市場ALL
ジェラルディ「…先程はすみませんでした、急に話しかけられたもので、警戒していたんです。」
と、歩きながらオレンジ色の短髪(かつら)を被った青年が軽く申し訳なさそうに謝罪する。
同じ境遇、と聞いたライラは貴方達(南雲と坂本)の方を見ながら発言する。
ライラ「ああ、そうだ。あんたら何も知らないのよね?
歩きながらこの国について話すわ。
まず、ここは「ルメンクス」って言う国よ。ここは市場で、資源調達には便利な場所よ。
私の名前は『ライラック・ドクトルフ』。ま、気軽にライラって呼んでちょうだい。
んで、そこの緑目の方は__」
ジェラルディ「…ジェラルディ。『ジェラルディ・マザインゴ』。私も貴方達と同じく、気付いたらこの世界に迷い込んでしまったんです。」
ライラはこの国は「ルメンクス」という国であること、そして自分達がいる場所は市場で、資源調達には便利である、と話し、自分の名前を名乗る。
気軽にライラと呼んでくれ、と話した後、ジェラルディのことを紹介しようと思ったがジェラルディはそれを遮り、自らの名前を名乗る。そして、貴方達(南雲、坂本)と同じく自分も迷い込んだ身であることを話す。
__その後ジェラルディは最初にライラが話したこの世界について
の話を付け加える。
ジェラルディ「…この国には、人間しか住んでいないようなのです。
また、ルメンクスの隣には「テネリタス」という国があるらしく…その国は逆に、魔物しか暮らしておらず、昔から不仲で、戦争をしたこともあるとライラに教わりました。
戦争が収まった今でも、また不仲な関係が続き始めているらしいです。人間を襲う凶暴な魔物が居たり、魔物を襲う人間が居たりと…
…私は前者だと勘違いされて人間達に襲われてしまったんです。まだ、その時の怪我も治ってなくて…」
この国には人間しか住んでいないこと、隣国にあるテネリタスには魔物しかおらず、昔から不仲で戦争をしたこともあるのだと話す。
そして戦争が収まった今でも、不仲な関係であること。自分は凶暴な魔物であると勘違いされ、人間達に襲われてしまった、と悲しそうな表情で話す。
ジェラルディは何かを思ったのか、ライラに一度荷物を預けた後に軽く左腕の襟をまくる__
左腕は殆どが包帯に巻かれており、手首から手のひらにあたる部分も絆創膏やガーゼなどが貼ってあるのが目に見え、彼の話す経緯の悲惨さが分かるだろう。ジェラルディはその傷を見たくないのか、少し目を背けている。ライラはその包帯を見て少し悲しげな顔で話す。
ライラ「これでもまだマシになった方よ。初めて治療した時はマジで全身ミイラみたいな姿になるくらい包帯使ったんだから。」
と、話してからジェラルディに荷物を渡し、彼はそれを受け取る。
一見冗談のような笑い話に聞こえるかもしれないが、ライラは真面目そうな顔で少し声のトーンを下げて話す。ジェラルディはそれにやや不甲斐ない表情をしながら歩いている様子で。
【闇ノ国_テネリタス〈市場〉[シグキン、バチキン]〔ラパン〕]
??>セル|ミエル|市場ALL
シグキン「おせぇなあいつら…」
バチキン「どうするバチ?」
シグキン「メンドクセーけど…探すか?」
ラパン「…あ、セル居たよ。」
キノコの住民「…なんか怖そうなヤツに絡まれてたよ。」
ラパン「…はぁ、ちょっとワタシ行ってくるわ。二人はここで待ってて?」
キノコの住民「危なかったら無理しないでね!」
シグキン「あぁ、わかった…気ィつけろよ」
バチキン「行ってらっしゃいバチ!」
シグキンは遅いと言いながら退屈している様子で、バチキンも同様待ちきれないのかソワソワしている。
どうするか、とバチキンが話しかけ、シグキンはめんどくさいけど探すか、と提案する。
このままじっと待っていたとしてもセル達が帰ってこなかったら確実に迷子になっているだろうし、そうなった場合探さないといけなくなる。
面倒なことは嫌いだがもっと面倒な事になるのは避けたいと考えたシグキンは暫く辺りを見渡し始めると、ラパンはいつのまにか離れていたと思えば帰ってきて、セルがいたと話す。
キノコの住民はいつのまにかラパンの頭の上に乗っかっていたらしく、怖そうなやつに絡まれていた、と話して地面に降りた後に話を聞いたシグキンは「何してんだよ…」と嫌そうな顔で答える。
ラパンはセル達の様子を見て少し不服そうな表情を浮かべた後、ちょっと行ってくるから待っていてほしいと答えた後、シグキンとバチキンはそれに了承し、キノコの住民も無理しないで、と言って見送る。
ラパンは人混みをうまいこと掻き分け、暫くするとセル達は見渡せば茶色のうさ耳が見えてくるだろう。距離次第ではあるが。
そのままラパンは人混みを避けながらセル達の方へ向かっており。
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