語り手(スレ主) 2023-01-19 18:17:24 |
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【アルファ06(変装中)/ルメンクス(住宅街)】【此方もやや遅めの返信になりがちですが、皆様宜しくお願い致します】
―思ったより早いじゃないか、…“あちら”からも品が届いた旨の連絡は届いてる。確かに依頼は果たした様だな―これは後払い分の報酬だ。それじゃ今後も頼むぞ?(魔女)さんよ。
「はい、こちらこそ今後ともよろしく。」
そんなやり取りをした後満足気に立ち去っていく(依頼人)を見送った後、やや薄汚れた襤褸をフードの様に羽織った一人の黒髪の何処か無機質な雰囲気の少女(アルファ06)は受け取った銀貨の詰まった小袋を懐へ納めて踵を返してこの一見平和そうな古式ゆかしい街並みの住宅街を散歩がてら歩いていく。
「――何時見ても、綺麗」
歩きながら、彼女は見上げた青空に何処か只ならぬ思い入れがある様な含みのあるそんな言葉を漏らす。
(此処)に来てそれなりの日数が経つ。
初めは右も左も分からないが故に戸惑いも面倒事も頻発していたが、やっていく為に色々と模索した
結果として自分の持ち味を生かした(仕事)を手にする事が出来た。
そうして此処での足場を作りながらも目下の最優先事項も変わらない。
どうにかして、己の居た(世界)へと帰還する事…あの永劫の闇夜の(戦い)はまだ終わっていない。
己が生まれながらに課せられた兵としての役割もまた同義…
と、少しばかし歩きながら物思いに耽る
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