語り手(スレ主) 2023-01-19 18:17:24 |
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【参加希望ありがとうございます!不備はないので、参加許可します!】
>ALL様
【おまたせしました!これより本編を開始致します!
こちら、低浮上である上に拙い部分もある故、ご迷惑おかけしますが、よろしくお願いします!
こちらの絡み文に絡むなり、ご自由に絡み文を投下するなりしてください!こちらは最初、エマとセルのみ登場させますが、後に他の3人も動かします。】
>ALL
【エマ・ルメンクス(変装)/ルメンクス(教会→市場)】
「……どうか、我が国に光ある未来があらんことを」
教会の中で手を合わせ、祈りを捧げる、腰まで長い金髪を持つ、眼鏡をかけた少女。彼女の名はエマ・ルメンクス。18という若さでルメンクスを治める姫である。
普段は城の中にいる姫だが、町の様子を見たり日課であるお祈りを行うために、こうしてお忍びで城の外にでている。彼女は普段、城の中では姫らしい豪華な橙のドレスやアクセサリーをみにつけているが、さすがに町中に姫が堂々と歩くと騒ぎになるので、敢えて庶民的な格好をしているのだ。
さて、祈りを終えた彼女は、教会を出て、市場へと向かった。市場では、生き生きとした商人や御客で溢れかえっている。その様子に笑みを浮かべるエマ。
「……時折、魔物が人々を襲うという物騒な話を聞いておりますが、今日は何事もないようで、少々安心しました…さてと、何か軽く食べるものを探しましょうか…」
市場から漂う美味しい匂いにつられたエマは、そんな独り言をこぼしなから、市場を歩き回り始めた。
>ALL
【セル/テネリタス(森)】
闇ノ国と呼ばれるテネリタスに存在する森の中、気を失って倒れている男がいた。その男は、顔は人間に近いものだが、身体が斑点模様のある緑の外骨格に覆われており、背中には黒い虫のような羽が生え、化け物に近しい見た目をしていた。
「う、うぅ……」
やがて、その男は呻き声をあげて目を覚ます。上半身を起こした男は、見慣れない景色に目を見開き、辺りを見回した。
「……ここは、どこだ?私は地獄にいたはず……生き返った……のか?」
自分の手のひらを見つめ、しばし呆然としていた男だったが、やがて、口元を吊り上がらせ、くくく、と笑い始めた。
「どういうわけか知らんが、生き返ったのなら好都合……今こそ、孫親子に復讐をしてやる……!……まずは、ここがどこなのかを調べんとな」
そう呟いた男……セルは立ち上がると、ふわり、と体を宙にうかせ、そのままジェット機のように勢いよく前進しはじめた……が、ここでセルはある違和感に気づいた。
(……?気のせいか?以前にまして、スピードが落ちているような……)
そんなことを考えながら、セルは森の中を飛び続けた。
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