語り手(スレ主) 2023-01-19 18:17:24 |
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【光ノ国_ルメンクス〈市場〉[ジェラルディ]〔ライラ〕】
>南雲|坂本|市場ALL
ジェラルディ「な…ッ!」
重要なのは敵か味方か、となんともざっくりとした適当な説明だったが、人間も魔物も関係ない、というセリフに心なしか少しホッとした。どうやらこの世界でもちゃんと話を理解できる人が居る様だった、が__
ジェラルディは自分が既に背後に立たれている事にも気付かず動揺しており、ただ声を上げることしか出来なかった。
相手は__考えなくてもわかるであろう、自分よりも強い。
下手に敵対したらあの時以上に潰される__と、軽く命の危機を感じており。
ライラは少し警戒しているが、身体を休めないと動けないのか、ただじっと貴方の話を聴いている様子。
ジェラルディ「…褒めてくれるのはありがたいが相変わらず失礼な物言いだな…
事実お前の言う通りだ。…だが、そうもいかないのだ。そういう器の小さい人間が、この世界にはわんさか居るからな…
単体だったらまだしも、多数の歪んだ考えは、少数派をも飲み込んでしまう。故に、私もこういう格好をせざるを得ない。
助けてくれるのは、ライラ達の様な、少数派の人間達だけなのだ。」
あいも変わらず相手は上げて落としてくる。ちゃんと相手のことを見てくれるのはありがたいのだがなかなか失礼な物言いの様子で言ってくるので少々カチンと来たが、よくよく考えるとその通りではある為頷く。
__だが、現状のこの国はそんな器の小さい人間が殆どとは言わなくても、多数か少数かと言われれば多数の方だろう。そして、その歪んだ考えは容赦なく少数派の者達に押し付けてくる。
そうして渦に飲み込まれていく__言われるのも、働かれるのも、全て多数派の意見。
場合によっては少数の意見なんて聞いちゃくれないのだ。
あまり物事が上手く進んでないのか、ジェラルディはかなり疲れ切った表情をしている。
とはいえ本人は全く自覚がない様子で。
(/時間の都合上ここまでにしときます~)
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