語り手(スレ主) 2023-01-19 18:17:24 |
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【光ノ国_ルメンクス〈市場〉[ジェラルディ]〔ライラ〕】
>南雲|坂本|市場ALL
ジェラルディ「…すまない、ライラ…買い物に付き合わせてしまって。」
ライラ「いーの。兄さんはどうせ騎士内の対立で忙しくて暇ないだろうし、ママの面倒はエドが見てるもの。パパも医者の仕事で手一杯だし…余裕あるの、アタシしかいないでしょ。」
ジェラルディ「しかし…私の服とこの…カツラ…?というものじゃ不自然ではないか…?それに、あまり慣れない感覚で今すぐ外したいのだが…」
ライラ「ダメよ。家帰るまで我慢しなさい。それに、ファンデーションで誤魔化してるんだから、今のアンタは完璧人間よ。アンタが服を着るタイプで見た目もそこそこの人外で助かったわ。」
ジェラルディ「そ…そうか…」
__市場にて、オレンジ色の髪の姉弟の様な姿をした二人組。重い荷物を抱え、市場での買い物を終えた所だった。
突如として現世に蘇ったジェラルディ・マザインゴ。本来は沼という生き物なのだが、人間の前に正体を表した結果ボコボコにされたので、ライラがセッティングして「人間風」にしてくれたのだ。
この世界に来て日は浅いが、ようやくこの生活に慣れてきた。
かなり重い荷物を背負っていて、ジェラルディは平気そうだが、大口を叩いているライラはすでにヘロヘロ。
当然である。医療所に住んでいる入院患者の為の食料品やら衣服やら買い漁るうちに、自然と荷物が多くなってしまったのだ。
ライラ「っ…ちょ…待ちなさいよ、ジェラルディ…!」
ジェラルディ「え?あ、あれ!?大丈夫かライラ…!」
ジェラルディが気を遣って荷物を全て持ち、ライラは体力切れかしゃがみ込んでしまう。
ジェラルディ「休んだ方がいいんじゃないか…?」
ライラ「はぁ~…そうね…ベンチでも探しましょうか…ちょっと待って…」
と、ライラはその場にしゃがみ、ジェラルディは辺りに休める場所がないか探している様子で。
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