語り手(スレ主) 2023-01-19 18:17:24 |
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>ALL参加者様
【報告が遅くなりましたが、設定・募集板の設立が完成致しました。
https://m.saychat.jp/bbs/thread/686267/
何人かはプロフの再投稿をしてくださいましたが、他の方も、お手数ですが設定・募集板の方にプロフの再貼り付けの方をお願いします。
ロー本体様のご意見をもとに、世界観の説明に付け足しいたしました。ロー本体様、貴重な意見本当にありがとうございました。
また、久留島優希様の応答がつかないので、一旦優希様の方はキャラリセを検討致します。】
>魔理沙、カリア、夏菜子、アルファ06、デイジー、リリィ、千鶴、市場ALL
【エマ・ルメンクス(変装)/ルメンクス(宿屋)】
「……それでは皆様、大丈夫であればお部屋の方に行きましょう」
和服の人物(千鶴)が、こちらの申し出を受け入れ、こちらに来るのを見れば、なにやら話をしている2人(魔理沙とリリィ)を横目に渡された鍵の番号を見つつ、部屋に向かっても大丈夫かと一同に確認する。
(ルークside)
>左之助、総司、月愛、ALL
(チリside)
>桔梗、平助、ALL
(アーロンside)
>アナゼル、神々廻、大佛、ALL
【ルーク・ウィリアムズ、アーロン、チリ/ルメンクス(森)】
(ルークside)
狼系の獣人「……俺たち魔物が人間を襲う理由は主に三つ。一つは、魔物の中には人間を襲うことが本能になってるやつがいて、その本能に従ったから……これが、コイツらの理由だ。二つ目の理由は、人間に恨みを持っているから。そして三つ目、人間は悪いもの、早いとこ潰した方がいいと思ったから……それが、俺の理由だ」
何故人間を襲うようなことをしたのかとルークと月愛が聞けば、リザードマンから応急処置を受けている獣人は、ポツリポツリと話し始める。
どうやら、この獣人と取り巻きの魔物たちでは、人間を襲う理由が異なるらしく、取り巻きたちの理由は「本能に従ったから」そして、獣人の理由は、「人間は悪いものと思ったから」というものだった。
ルーク「人間が悪い……?一体なぜ、そんなことを……?」
狼系の獣人「なんだ、てめえら光ノ国の人間じゃねえのか……まあいい、教えてやる。俺たちが暮らしてるテネリタス…通称、闇ノ国とこの国、ルメンクス……通称光ノ国はな、昔から互いの国への敵対心が拭えねえんだ。
きっかけは、闇ノ国は魔物、光ノ国は人間という、住む種族が違う故の差別だった……。差別はどんどん悪化して、やがては戦争が起きたこともあったらしい」
ルーク「そんなことが……」
獣人たちが語ったのは、獣人たちが住む闇ノ国と、光ノ国の歴史だった。互いの国で住む種族が違うという差別観をもってしまったために、互いに敵対心を持ってしまい、それ故に戦争が起きたらしい。
狼系の獣人「……ま、そんな事情もあって、戦争が終わった今でも、互いの国がギスギスしてんのは変わんねえし、人間に対していい感情を持ってねえのもいる。俺もそのひとりだ。人間なんてろくなもんはいない、いなくなっちまえばいい……ガキのころからそう思い続けた結果、こいつら見てえなやつらとつるんで人間を襲い始めたってわけさ……」
吐き捨てるように、獣人は話終わる。
(チリside)
「なるほどなぁ…なんか大変そうなとこやなぁ、桔梗ちゃんとこは……」
妖怪というものに縁がないチリは、妖怪とそれを浄化する巫女と法師の話を聞けば、ははぁ、と感嘆の声を上げながら、大変そうだと素直に述べた。
(よーかいかぁ、ゴーストポケモンみたいなもんかなあ?)
妖怪というものが見たこともなければ聞いたこともないチリ。しかし、桔梗の話から予測して、自分の世界でおそらく近いと思われるものを想像する。
さて、そんな話をしながら歩いている時にあった茶髪の少年(平助)は、桔梗と同じく迷った者らしい。
少年に共に来ないかと誘う桔梗に、チリは同調した。
「そうそう!チリちゃんが案内してやるさかい、一緒においでや!一人で森ん中歩いたら危ないからなぁ!」
(アーロンside)
「だよなぁ…ったく、また厄介なことに巻き込まれちまった……」
肩を落としながらそう呟くアーロン。
そんな中、大佛の「見たことない生き物」や、仮面の男(アナゼル)の「召喚術」、神々廻が仮面の男に話しかけた言葉に出てきた「魔法」というワードを聞きながらぼんやり考える。
(……ルークならこういうの、好きそうだよなあ……って、そういやあこいつらのインパクトが強すぎて、ルークのこと忘れちまってた……!)
ようやく別行動を取っていた相棒のことを思い出したアーロンは、タブレットを取り出す。
(ちっ……やっぱ電波は通じねえか……)
通信を取るのは無理と分かったアーロンは、舌打ちをしてタブレットをしまい、3人に呼びかける。
「……おい、俺は別行動取ってた相棒のとこ戻るが…お前らはこれからどうする気だ?」
>シグキン、バチキン、ラパン、ミエル、ALL
【セル/テネリタス(住宅街)】
「またさっきみたいに不意をつかれんといいがな?」
そこら辺にいる弱い化け物は粉微塵にしてやると自信満々に言うバチキンに対し、セルはちょっぴり皮肉を言う。
また、囮にでもなるというミエルの発言をきいたセルは
「囮になるという申し出は一向に構わんが……早死はするなよ?」
なんて忠告をした。
さて、シグキン、バチキンからの報告を聞けば……。
「魔物を襲う人に、戦争、か…私たちがこの世界にきたのと、その戦争とやらは関係あるのだろうか…」
我ながら考えすぎか?なんて思いながらも、セルはポツリと呟く。
一方、ラパンから魔物の戦い方を聞いたセルは。
(……この国の者も武闘の心得があるのか。もしかしたら、私を楽しませてくれるものもいるかもしれんな……)
など、よからぬ事を考えていた。
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