語り手(スレ主) 2023-01-19 18:17:24 |
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>チリ
【ルメンクス(森)/ 桔梗】
……そうか。
では、チリこれから案内をよろしく頼む。
魔物……?
それはどのような姿をしているんだ?悪しきモノなら、私の能力が役に立つかもしれないが…妖怪とはまた違う生き物と言う事か?
………待て、それならチリはこれまでどう身を守っていた?
見たところ破魔の能力もなく、武器になるものも無さそうだが…。
(チリと名乗った青年(?)の様子を見ていれば、どうやらここは自分が知る世界では無いらしいと理解する。その理由として自分は既に故人で偽物の体も壊れ天へと魂が昇ったのをしっかり自覚している事、自分の転生後の姿は遠い未来で生まれる日暮かごめであり、その他は有り得ない事。そして最大の点として自分が生きていた時代では妖怪が跋扈していた。それこそ害のない妖怪から天災級の害を成す妖怪まで様々で能力も違うが、それら妖怪に立ち向かい人々を守れる巫女や法師、僧と言うのは皆から敬愛され、一部を除いて巫女や法師とわかったのならその名前に「様」、もしくは「巫女様」「法師様」と呼ぶからだ。妖怪を退治できる人の中には退治屋と呼ばれる職業の人もいるが、退治屋だとしても基本的は巫女や法師に対しては様を付ける。それだけ妖怪の害は大きくそれらから人を守る能力を持つ巫女や法師は重宝されるからだ。だが、目の前の彼(?)は自分が巫女だと言っても態度を変えることなく接してきた。彼が法師の可能性もあるにはあるが、巫女同士でも法師同士でも基本は様付け。それが無いからこそその考えにたどり着き、何故自分がここに居るのかの説明が着く。何とも面倒な事に巻き込まれてしまったらしい、とりあえず彼は敵意も無いようなのでそのまま案内を頼むとお願いをすれば、妖怪ではなく魔物という聞き慣れない単語が聞こえてくる。魔物と言うのは自分達で言うところの妖怪と同じなのだろうか?もし、同じなら自分の巫女の力で浄化する事が出来るかもしれない。だが会ったとこもないそれが本当に自分の巫女の能力が通じるのかも怪しい。と考えた所で目の前の人物がどのようにこれまでその魔物から身を守って来たのかと疑問が湧く。浄化の力があるのなら自分はそれを察知できるがそれも感じないし、武器になりそうな剣や刀、槍、弓矢といった物も見当たらない。魔物というのは危険ならどうやってと不信感を顕にしながら隙なく彼の挙動を観察し、警戒しながら問いかけて)
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