語り手(スレ主) 2023-01-19 18:17:24 |
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【神々廻・大佛/ルメンクス(森)】
神々廻「・・・・で、何処なん?ここ。」
(呆れるように、溜息交じりにそう言葉を洩らす、黒いスーツの男。金の長髪に顎に付いた大きな傷跡が特徴的なその男は、特徴的なイントネーションと語尾 いわゆる「関西弁」と呼ばれる日本の方言で多少気怠そうに話す、そしてそれに答えるのは・・・)
大佛「・・・・森。」
(ただ一言、恐らくどんな人物、どんな異常な感性もった人物でも万人全てが即座に聞かずとも分かるような、そんなごく当たり前の返答を返す女性、黒いヴェールにゴスロリ感のある少し薄めのドレスのような服を着た人物。そんな華奢でどこか暗いながらも美しい彼女の手には、全く似付かわしくない巨大な電動丸鋸が握られている、しかも、その刃に大量の血と臓物をベッタリと付けて。)
神々廻「そないなこと誰でも分かるやろ、まぁ・・・オレが知らんで大佛が知ってる言うんも意味わからん話やけど・・・オタクらならなんか知ってんとちゃう?なぁ?」
(彼女から言われずともすでに分かりきった答えが返ってくると表情一つ変えないまま呆れたような口調でツッコミを入れつつ、その質問を彼女・・・大佛ではなく二人の足元に広がる惨状、飛び散った大量の血と死体に問いかける、その中の死体が一つ蠢いて、かすれるような声で答える)
オーガ「っが・・・・ク・・・クソが・・・テメェ、らナニモン・・・だ?化け物・・・。」
(文字通り血反吐を吐きつつ喉を絞って出すかすれた声からは神々廻の質問の答えでなく、その魔物の目の前に居る二人に向けて放たれる恐怖に満ちた最後の言葉であり。)
神々廻「・・・まぁ、ええわ。あ、恨まんといてや?先に手ぇだしたんそっちやから、ほなサイナラ。」
(オークの言葉を無表情で黙って聞くと少し残念そうな様子を浮かべつつも手に持ったネイルハンマー所謂釘抜の付いたトンカチの釘抜きをそのオーガの下顎に引っ掛けると、目にも留まらぬ速さで引き上げる。その瞬間先程まで音を放っていたその頭は、その首もろとも吹き飛んで絶命する。)
大佛「殺して良かったの・・・?まだ、情報聞けた・・・。」
神々廻「ええねん、やって見るからにチンピラっちゅーか人間ですら無いやん?大した情報も持ってなさそやし、意外と口も固そやったしな?・・・っはー!ホンマえげつないわ、意味わからへんて!『車乗ってて、瞬きしたら森でしたー!』ってなんの冗談やねん、笑えんて。せやけどある程度頭のあるやつはおるっぽいし、コレらよりもっとマトモなん探そや、もしかしたら人間の街とか村とかそがいなもんもあるかも分からんで。」
(そうやっていきなり迷い込んだこの状況、一般人なら混乱でマトモな思考すらできないであろうが、見てわかる通り只者でない彼ら、すぐに状況に対する思考から知識のある者達の捜索に切り替え行動を開始する)
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