語り手(スレ主) 2023-01-19 18:17:24 |
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>魔理沙、カリア、夏菜子、アルファ06、デイジー、リリィ、優希、市場ALL
【エマ・ルメンクス(変装)/ルメンクス(市場)】
迷子らしき少女たち(デイジー、リリィ)に、親はいないのかと聞いたエマ。しかし、帰ってきたのは予想外の言葉だった。
「……え?」
親がいない……外に出たことがない……ついでに言えば、彼女たち(デイジー、リリィ)もこの場にいる自分以外の者たちと同じく、魔法が使える……。極めつけは、彼女たちが人間ではなく、人形である見た目。これらが指し示す者はつまり、彼女たちも異世界人なのでは…?
少なくともルメンクスでは、生きた人形の話など、聞いたことないのだから。
そこでエマたちは、彼女ら(デイジー、リリィ)にこう提案した。
「いきなりでごめんなさい、お姉さん、あなたたちに大事な用があるから…ついてきてもらえる?」
>シグキン、バチキン、ALL
【セル/テネリタス(住宅街)】
情報収集の際、“この国に人間なんて恐ろしい者はいない”という発言を聞いたセル。その発言を聞き、不思議そうな顔をしていると、住人はセルに対してこのように説明した。
モブ住人「この国は魔物しかいない国でね、反対に、お隣のルメンクスには人間しかいない。それで、どういうわけかは知らないけど、昔からふたつの国は仲悪くてねえ……さっきの彼は、人間が恐ろしいとか言ってたみたいだけど、ルメンクスの連中からすりゃあ、魔物が恐ろしいんだと」
どうやら、テネリタスは人間のいない、魔物のみが生息する国で、隣国のルメンクスは反対に、人間しかいない国らしい。二国は昔から仲が悪いようだが、その原因はこの住人にはわからないようだ。
さらに、先程別の住人が「人間は恐ろしい」と発言したが、この住人曰く、隣国の人々も、「テネリタスの魔物は恐ろしい」と認識してるのだとか。
しかし、セルからすれば、この国の者は穏やかに見えて、とても恐ろしいようには見えず、その疑問を口にする。
セル「ほう?この国の連中は、恐ろしいとは程遠いようだが?」
モブ住人「ま、この辺りの魔物はみんな大人しいからね。ただ、中には人間嫌いで凶暴な連中も多くてねえ、噂じゃあ、ちょくちょくルメンクスに人を襲いに行ってるんだと」
セル「それで、人間たちはこの国の魔物が凶暴だと…とんだ風評被害だな、全く」
モブ住人「ほんと、いい迷惑だよ。まあでも、昔はそんな連中ばっかだったって話だよ。あたしゃあ詳しいことは知らないけどねえ」
住人曰く、ルメンクスの住人が魔物は恐ろしいと認識しているのは、一部の魔物がルメンクスの住人を襲っているかららしい。
セルが同情した振りを見せれば、モブ住人も力強く頷きつつ、「確かに昔は凶暴な魔物ばかりだった」と話した。詳しいことは知らないようだが、とりあえず情報は得ることが出来たのでよしとしようと、セルは思った。
セル「教えていただき感謝する。時間を頂いてしまって悪いな」
モブ住人「いやあいいんだよ、ゆっくりしていきな。ああそうそう、ルメンクスの人間には気をつけな。時折こっちに来て、住人を襲うって話だからさ」
セル「ご忠告感謝するよ」
セルは紳士的な振る舞いで挨拶した後、その場を後にしようとすれば、住人から人間には気をつけるようにと忠告を受ける。
自分がそこらの人間に負けるわけないと思いつつも、形だけはその忠告を受け入れ、セルは次の住人を探した。
【一旦ここで切ります!他の方への返信はしばしお待ちください!】
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